AdLab アドラボ

役立つ情報を研究する
アドシンのWEBメディア

present byADSHIN

  • CONTACT

SCROLL

FOLLOW ME!

お問い合わせはこちら

WEB制作

ショッピングカート比較(Shopify・メイクショップ・フューチャーショップ)

弊社では通常のコーポレートサイトなどもご依頼いただくことはありますが、ショッピングカートを使ったECサイトのご依頼も数多く対応させていただいております。その中でもShopify・メイクショップ・フューチャーショップなどの依頼が比較的多い印象です。

今回はそれぞれのショップカートを比較してみたいと思います。

ショッピングカートについて

まずは、ネットショップの運営を始めるにあたって、すべてスクラッチでシステムを開発するとなると費用と構築の期間が膨大にかかってしまいます。

そこで多く利用されるのがECサイトを構築するASP(Application Service Provider)のショッピングカートです。とても安価に、そして短期間でネットショッピングサイトを立ち上げることができる最適なサービスと言えます。

ただし、ショッピングカートのASPを提供している企業が国内外でたくさんあり、どのショッピングカートを利用してネットショッピングサイトを構築すればよいか悩んでしまい、分からないという声をよく聞きます。

自社にあったショッピングカートの参考になれば幸いです。

簡単な概要

Shopify

shopify

Shopifyは、カナダ発祥のECサイト構築のサービスです。2017年とまだ比較的最近日本へ上陸しました。

2020年に、世界のプラットフォームにおいてShopifyのシェアがAmazonに次いで第2位となりました。日本国内においても新規出店数が大幅に拡大するなど、数多くのEC事業者がShopifyに注目しています。

アプリが豊富で、既存の機能に加えて必要な機能を追加することで、自社の実態に応じたサイトを開発・運営でき、業務効率化や最適化が期待できます。

また、無料・有料テンプレートが用意されており、自社の商品タイプに合わせてテーマ選択をすることが可能です。

メイクショップ

2004年にサービスが開始され、2013年より連続でショッピングカートの流通総額では国内1位をキープしています。10年連続で日本一売れるネットショップ開業サービスをうたっています。

運営元はGMOメイクショップ株式会社です。

Yahoo!ショッピングやLINEショッピングをはじめとした大手有名サービスにも商品をワンクリックでかんたんに掲載可能。

売上手数料0円・カード手数料3.14%~からで優秀なコストパフォーマンスとなっています。

フューチャーショップ

フューチャーショップはシステム制限が少なく、自由度の高いデザイン実現によって、ブランドイメージ構築を可能とするサイトが構築できます。

アパレル・ファッション業界やコスメ・健康食品・ダイエット、インテリアなどで採用されています。

送料を発生させずに会社帰りや学校帰りなどの好きなタイミングに店舗で受け取りができる機能などがあります。

実店舗とのデータを一元管理ができる「futureshop omni-channel(フューチャーショップオムニチャネル)」に強みがあるため実店舗からEC運営に幅を広げていきたい企業様におすすめです。

また、経験豊富なECアドバイザーがサポートしていて、サポートが手厚いといった特徴もあります。

メリット

Shopify

・初期費用が0円(月額費用は必要)
・豊富なテンプレートからデザインができる(デザインも洗練されている)
・柔軟なカスタマイズが可能
・自社サーバーが不要
・越境ECに対応
・アプリを追加すると機能が豊富

メイクショップ

・機能が豊富(ランキング機能、SNS連携機能、SEO機能など)
・デザイン性、カスタマイズ性が高い(HTML/CSSの知識が必要)
・サポート体制が充実している
・BtoBにも対応している
・定期購入機能がある
・Yahoo!ショッピングのECモールへの出品が可能
・コストパフォーマンスが高い
・個人・中小企業に強い
・決済手数料が比較的安い

フューチャーショップ

・機能が豊富(ランキング機能、SNS連携機能、SEO機能など)
・デザイン性、カスタマイズ性が高い(HTML/CSSの知識が必要)
・定期購入機能がある
・デザインカスタマイズが自由にできる
・高い機能拡張性
・リピーターやファン化へ導くプロモーション機能豊富
・オムニチャネル化させることが可能(ポイント制度や会員データを統合)
・サポート体制が充実している

デメリット

Shopify

・英語力が必要な場面がある
・サポートに時間がかかってしまう(メールでの問い合わせのみ)
・日本向けのアプリが少ない
・カスタマイズにはHTMLやCSSの知識が必要

メイクショップ

・カスタマイズにはHTMLやCSSの知識が必要
・機能が充実しているがゆえ、管理画面の操作が難しい
・システム面が充実している分だけ技術的な部分の難易度も高め

フューチャーショップ

・商品登録可能数によって利用料金が変わる
・他のカートシステムに比べて費用が高め
・オプションが豊富なため高額になってしまう可能性がある
・機能がどんどん充実していくため、覚えるのが大変

費用

費用については変動がある可能性がありますので2022年7月時点の料金を必要最小限で記載しておきます。詳しくは各サービスのリンクをクリックしてご確認ください。

Shopify

・ベーシック:$25/月
・スタンダード:$69/月
・プレミアム:$299
Shopifyの料金プランについて詳しくはこちら

メイクショップ

・プレミアムプラン:11,000円/月(初期費用11,000円)
・エンタープライズ:55,000円/月(初期費用110,000円)

メイクショップの料金プランについて詳しくはこちら

フューチャーショップ

・スタンダードプラン:22,000円/月
・ゴールドプラン:81,000円/月

フューチャーショップの料金プランについて詳しくはこちら

所感

Shopify

これからどんどん世界的にも普及してくるカートシステムです。テーマを選んでサクサク内容を登録していくとすぐにショップをオープンすることができます。

構築の難易度としてはテーマ通りのレイアウトでよければ容易にできますし、レイアウトやデザインにこだわって作りたい場合は若干難易度が上がります。

自社のネットショップに合ったアプリを追加してユーザーにとって利用しやすい形に拡張することが可能です。

メイクショップ

ターゲットが国内で、スモールスタートする方にはお勧めです。

メイクショップの機能を使って構築する場合には多少、システムの制約を受けてしまう個所もありますが、HTMLやCSSの知識がある方やウェブ制作会社に依頼すると見た目の自由度が上がります。

また、クリエーターモードを使うことで思い通りの構築が可能です。デザイン重視の方はクリエーターモードを選択された方が満足いく形になります。

フューチャーショップ

知識さえあれば自由度高くショップのデザインをすることが可能です。

フューチャーショップに関してはアップデートの頻度が高いことでも評価されています。2~3ヶ月に一度の頻度でバージョンアップされるのでかなり開発意欲の高いサービスだと言えます。

ただし、他のショッピングカートに比べるとやや割高な料金設定となっています。機能を拡張する場合は追加でさらに費用がかかってくることもありますので、必要な機能がデフォルトでついているかどうかも確認しておいた方が良いです。

フューチャーショップについてはサポート体制が充実していますので困ったときなどはカスタマーサポートへ連絡すれば速やかに問題解決することができます。

まとめ

今回は制作依頼が比較的多いShopify、メイクショップ、フューチャーショップにフォーカスして紹介させていただきましたが、現在は数多くのカートシステムが提供されていますのでそちらも今後機会がありましたら記事にしてみたいと考えています。

また、弊社へのECサイト制作依頼については上記3つのカートシステムにかかわらずお受けしておりますので気軽にご相談ください。全力でサポートさせていただきます。

PAGE TOP