震災から2年8ヶ月、元住んでいた土地に建築工事を進め、12月はじめに完成。
正月前に応急仮設住宅から新居に移った。
今日現在、住み始めて1ヶ月になるが、未だ完全に慣れない。特に母は自分の
部屋がどこだったか、右往左往することもある。
震災前の自宅とは周りの景色が一変した感がある。
というのも、以前は家屋の屋根の高さ以上の樹木が周りに10本程うっそう
(手入れが出来てなく)としていたので、見通しが悪かった。
それを皆、抜根して今は1本もない状態。明るくなった。
朝、南の方向を見ると、*飯田山が朝もやの中に浮かび上がる。
その上から御来光が昂る。
素晴らしい光景だ。その画像撮影を試みたが、中々上手く撮れない。
朝から陽がさしている様は気持ち良いものである。発見です!!
*肥後の民話で金峯山と背比べした山(431m)
さて、今日まで正月の行事をいくつかあげると、
地元の神殿だけが残る(鳥居、拝殿など崩壊)神社で元旦の拝賀式があった。
この日の参拝で清々しい気分になる。
正月3ケ日過ぎに我が家で餅つきをした。
本来、年末にするものだが、娘の希望で年明けに行った。
なんでもあん餅を食べたいとのことで、娘の帰郷中につくことに。
13日(日)は地元恒例子供会主催のどんど焼きがあった。
元気な子供たちと熱心大人たちの協力による竹のタワーが出来上がり、火が
点火され、燃え上がる。
パンパーンと音を立てて炎が燃え上がるさまに皆の歓声。炎の中に〆飾りや
書き初めなど投げ込む。何でも書き初めは燃した時に炎が高く上がると字が
上手くなるという言われがある。
このような伝統行事は絶やさないでほしいと思っている。
正月の行事も他に七草粥、鏡開きなど一通り終わり、いよいよ正月気分も
ぬけて、そろそろ普通のエンジンに切り替えと思っている今日この頃です。