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ロゴやタイトルデザインに使える!既存のフォントを使って作字をする方法!

こんにちは!グラフィックデザイン部の長谷です。

今回は時間がない時にできる、時短で簡単にできる作字をしていきます。作字とは、簡単に言うと「文字をデザインすること」です。

「どこから始めていいかわからない」「忙しくて制作の時間がない」という悩みに対して、時短のコツ、簡単な方法、手順をご紹介します。

 

作る文字を決める

まず作字をしていく文字(文章)、単語を決めていきます。今回は時短の技ということで、「時短作字CLUB」にしました!(単純ですみません)倶楽部ってつくと最近っぽくて可愛いですよね…!

フォントを決める

次に、フォントを決めていきます。フォントは簡単に分けると、明朝体とゴシック体があります。自分がイメージしているデザイン(作字)に合うフォントを選んでいきましょう。例えばかっこいい、上品なイメージの時は明朝体、ポップなイメージの時はゴシック体、こんな感じで使い分けることができます。今回私はポップな作字をしたいので、ゴシック体を使いました。

時短ポイント1.大体のイメージを決める

次に、決めたフォントでレイアウトを組んでいきます。文字を縦に組んだり、位置を崩してみたり、平体・長体をかけてみたりして決めていきます。今回は平体を70%かけてみました。ここでしっかりイメージを決めてレイアウトをすることで時短に繋がります。

時短ポイント2.文字を作るパーツを決める

イラレで作字をするときは、色んなパーツ、要素で組み立てていきます。文字を作っていく前にそのパーツをまず決めておくことが、時短のコツです。今回は簡単に作字をしていきたいので、単純なパーツを使います。

「時短」「CLUB」の部分は細いパーツで、「作字」の部分は太いパーツで進めていきます。

決めたパーツを使って文字を作っていく

 

下に置いてあるフォントをよく観察しながら進めていきます。どんなパーツでフォントが構成されているかよく見ておくと、元の字の形を保ったまま綺麗に作字ができます。

上下のラインを意識して揃えておくと、綺麗に見えます。文字の横幅が揃っていないとバランスが悪く、見ていて不安になる文字ができてしまうので、手を動かしながら横幅もバランスを見ておきましょう。

では早速パーツを使って文字を作っていきましょう。

こんな感じで組めました!少し微調整しながら組んでいるので文字幅や大きさは先程のレイアウトと少し違っています。私はかなり大雑把なので元のフォントを無視して自由に組んでいます。(既存のフォントを参考にする程度で)※組み終わったらアウトラインをかけておきましょう。(アウトライン前も一応とっておいてください。)

地獄の微調整タイム

パーツで文字を組み終わったら地獄の微調整タイムが始まります。作字は正解がないので、バランスを見ながら終わりのない微調整をしていきます。(毎回この作業が一番時間がかかっています…)しっかりとしたイメージがあるときはそこまで時間はかかりません!

とりあえず文字はこれで完成です!この文字で進めていきます。

 

背景、飾りをつける

文字だけだと寂しいので、背景とイラストを追加します。背景などを追加すると、作品としての統一感が出てきます。

「CLUB」を鉛筆で書いてる風にしてみました。

「時短」の文字を分解してグラデをかけてみました。

これで完成です!!!

他の文字(ボツ案)

これはミステリー小説をイメージして明朝体ベースで作った文字です。ちょっと怖すぎるかなと思い、ボツになりました…(結構気に入ってます)

こちらはゴシック体をベースに作字をしています。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?フォントをよく見て観察し、イメージを固めることで時短に繋がります。既存のフォントを下地にして文字を作り始めると文字のバランスを整える必要性もなくなり、短時間で綺麗な文字が作れます。

たくさん作ることで徐々にコツが掴めてくるようになると思います。慣れてきたら是非、自分なりの作字をしてみてください!

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