
こんにちは!Webデザイン部の三串です。
企業のホームページは、今や名刺代わりではなく「信頼の証明書」かつ「デジタルの営業マン」です。
にもかかわらず、「一度作ってから10年以上そのまま」「スマホ対応していない」「誰も管理していない」といった状態で放置されていることがあります。
こうした“古いまま”の企業ホームページは、見えないところで大きな損失を生んでいます。
本記事では、古いホームページがどのようなリスク・損失を抱えているのかを詳しく解説します。
この記事の目次
第一印象で信頼を失う
ユーザーはホームページにアクセスして0.05秒で第一印象を判断(視覚的印象)しています。
古いままのデザイン、情報が数年前から止まっている内容、リンク切れや崩れたレイアウト…。こうした要素はすべて、「この会社、ちゃんとしているのか?」という不信感に直結します。
例えばこんなケース
- 求人応募者が「本当にここで働きたいか?」と迷ってしまう
- 取引先が「この会社と契約して大丈夫だろうか」と懸念する
損していること
- 企業イメージが悪化し、問い合わせや応募が減少
- 初対面の信頼形成に失敗し、営業活動が不利に
スマホ対応していないとユーザーが離脱する
Googleは、2018年以降「モバイルファーストインデックス」を導入し、スマホ対応していないサイトの評価を下げるアルゴリズムを導入しています。
つまり、スマホで見づらい、読み込みが遅い、ボタンが小さい――そんなサイトは、検索結果で上位表示されにくくなり、見込み顧客に届かないいう損失が発生しているのです。
また、スマホユーザーが日本国内で9割を超える現在、スマホ非対応=大半のユーザーに不便を強いているという現実もあります。
例えばこんなケース
- スマホでメニューが開かない
- ボタンが画面外にあり、問い合わせが困難
- レイアウトが崩れて読みにくい
損していること
- モバイルユーザーを失い、直帰率が急増
- Google検索で順位が下がる(SEO面での損失)
SEO対策が古く、検索に引っかからない
SEO(検索エンジン最適化)は、Googleをはじめとした検索エンジンのアルゴリズム変更に常に対応する必要があります。
数年前まで有効だったキーワード詰め込み型の対策や、被リンク集めだけに頼った施策は、現在では「低品質なコンテンツ」と判断され、かえって検索順位を下げてしまう原因に。モバイルフレンドリー、ユーザー体験(UX)、E-E-A-T(専門性・経験・権威性・信頼性)など、現代のSEOに必要な観点を取り入れなければ、検索に表示されるチャンスすら得られません。
例えばこんなケース
- 5年以上前に制作した企業サイトをそのまま使い続けている
- キーワードを不自然に詰め込んでいる
- コンテンツ更新が止まっている
損していること
- 新規顧客との接点を失っている
- 競合他社に流入を奪われている
- 広告に頼らざるを得ない=コスト増
セキュリティリスクが放置されている
古いホームページは、見た目の問題だけでなく、深刻なセキュリティリスクを抱えています。特に、CMS(WordPressなど)やプラグイン、サーバー環境が長年アップデートされていない場合、既知の脆弱性を狙ったサイバー攻撃の対象になりやすくなります。
特に中小企業や個人事業主のサイトは、「狙われにくいだろう」との油断が危険です。実際にはセキュリティ対策の甘い小規模サイトほど、攻撃者にとって“入りやすい入口”として利用されやすいのです。
定期的なアップデートとセキュリティ対策は、もはや必須。「見た目は変わっていなくても、裏側は最新」が安全なホームページの基本です。
例えばこんなケース
- WordPressなどのCMSを数年間アップデートしていない
- 古いフォームプラグインを使い続けていた
- SSL(https化)未対応のまま放置していた
損していること
- 顧客情報の漏洩・信用失墜
- アクセス数・新規問い合わせが激減
- 対応コストの増加
更新しづらく、情報発信のチャンスを逃す
古いホームページは、操作性や管理画面の使い勝手が悪く、ちょっとした更新にも専門知識が必要な場合があります。
その結果、新しいサービスやキャンペーン情報をすぐに発信できず、ビジネスチャンスを逃してしまうことにつながります。
現代ではCMS(WordPressやSTUDIOなど)を導入することで、社内の担当者がブログ更新やお知らせ投稿をすぐ行える仕組みが整っています。
ユーザーの多くは「最新情報が載っているか」で企業やお店の信頼性を判断しています。更新が止まっていると、「この会社、大丈夫かな?」という印象を与えてしまうリスクも。
例えばこんなケース
- キャンペーン情報を掲載したかったが、更新方法がわからず断念
- スマホ対応されていない管理画面で、外出先から更新できない
- 外注に頼らないと更新できず、都度コストと時間がかかる
損していること
- 来店数・問い合わせ数を逃す(機会損失)
- ユーザーが誤情報を信じて離脱 → 信用低下
- 活動実態が見えず、採用や営業で不利に
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ホームページの古さは、会社の成長を妨げる「見えないコスト」です。
だからこそ、“もったいない”状態を今日で終わらせましょう。
最新のデザイン、使いやすさ、セキュリティを備えたホームページにアップデートすることで、
新しい信頼とビジネスチャンスが手に入ります。
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