皆さんは、「SNS」と聞いて何を思い浮かべますか?
Twitter、LINE、Facebook、Instagram、YouTube、TikTokなど多くの種類があります。
日本では、ほとんどの人がSNSを使用し情報交換をしています。
年々増加しているSNSの利用者は、「2022年末には日本国内で8,270万人に達する見込み」だと言われています。
”3大SNS”の1つであるFacebookは、世界で13.5億人以上が利用しており、日々のコミュニケーションや情報収集が出来るアプリケーションです。
個人的に知人・家族との情報共有をしている方が多いと思いますが、集客・販促などを目的としたビジネスアカウントとしても多く活用されています。
今回は、Facebookページ(ビジネスアカウント)についてお話します。
Facebookページとは何なのか?また、メリット・デメリット、ページ作り方を分かりやすく解説します!
この記事の目次
Facebookページとは?
Facebookページとは、
企業・ブランド・団体などが運用できるFacebookのビジネスアカウントのことです。
いわば“Facebook上のホームページ”です。
主に情報の発信、ユーザーとの交流、ユーザーのアクセス解析、広告配信など、ビジネスに活用できる機能がたくさんあります。作成費用は無料です。
個人アカウントとFacebookページの違い
個人アカウントとFacebookページ(ビジネスアカウント)の機能の違いについて、よく知らない方も多いのではないでしょうか。
ここでは分かりやすく表にまとめました。それぞれ比較して見てみましょう。
Facebookページのメリット
先ほどの説明にもありましたが、個人アカウントとは違いFacebookページで出来ることは多く、
ビジネスシーンでの利用で役立つことばかりです。
Facebookページの運用でのメリットとデメリットをまとめました。
メリット1. 複数人で運用・管理できる
Facebookページの運用・管理は、ページを作成した人だけが出来るわけではありません。
ページを作成した人以外にも、ページ管理へのアクセス許可の権利を付与することが出来ます。
例えばマーケティングチームのメンバーや、SNS運用メンバーにページの管理権限を付与するだけで、複数名での管理が出来ます。
アクセス許可の権利を持っている人は、以下を管理出来ます。
- コンテンツ: ページのコンテンツ(投稿やストーリーズなど)の作成、管理、削除。
- メッセージ: 受信箱内のダイレクトメッセージへのページとしての返信。
- コメント: ページのコメントへの返信、およびページが作成した既存のコメントの編集や削除。
- リンク済みのアカウント: Instagramアカウントなど、リンク済みのアカウントの追加、管理、削除。
- 広告: 広告の作成、管理、削除。
- インサイト: ページ、投稿、広告のインサイトを使用したページのパフォーマンス分析。
- イベント: ページのイベントの作成、編集、削除。
- 削除とブロック: ページからの利用者の削除またはブロック。
全権限のあるFacebookへのアクセス許可を持っている人(ページを作成した人)は、上記に加えて以下を管理できます。
- 設定: ページ情報の管理・編集やページの削除など、すべての設定の管理と編集。
- アクセス許可: ページやリンク済みのInstagramアカウントにアクセスするための
Facebookへのアクセス許可(全権限のあるFacebookへのアクセス許可を含む)または
タスクへのアクセス許可の付与、またはこれらのアクセス許可の削除。
メリット2. 炎上しにくい
Facebookは実名で登録しているユーザーが多いため、炎上しにくいメリットがあります。
オープンで匿名性は低いので、ネガティブな投稿も少なく、連鎖的な拡散もされにくいのです。
とはいえ、それでも炎上する場合もありますので、投稿内容や言葉づかいなどに配慮する必要があります。
メリット3. 低コストで運用できる
Facebookページは無料で作成できるので、ホームページを開設するよりも費用を抑えることが出来ます。(※広告を使用するのは有料です。)
また、アクセス解析が出来る機能「インサイト」も無料で使用できます。
エンゲージメント(=投稿に対する「いいね!」、 シェア、コメント、クリック(写真・リンク・その他)といった4種類のリアクションの合計値)やページで行われたアクションなど、ページの概要が表示されます。
アクセス解析ツールを導入しなくても簡単にアクセスデータの収集が出来るのでおすすめです。
Facebookページのデメリット
デメリット1. 継続的な投稿運用が必要
投稿の運用が滞ると、企業のイメージが悪くなりかねません。
Facebookは3大SNSの1つです。SNS上では毎日情報が流れています。
更新頻度が高いページの方が、ユーザーに活動的な印象を持たれるでしょう。
運用は低コストで出来ますが、人的コストはかかります。
Facebookページを始める前に運用を続けられる体制があるかどうか確認しておく必要があります。
デメリット2. コンテンツが届きにくい
Facebookのニュースフィード(タイムライン)には、知人や家族などの身近なユーザーの投稿を上位表示させるようになっています。
知人や家族の投稿より企業の投稿を上位に表示させるハードルは高いです。
ですので、広告を使用したりユーザーの目につきやすい工夫をしてアピールする必要があります。
デメリット3. 早急なコミュニケーションが大事
Facebookページにはユーザーが簡単にコメントやメッセージを送ることが出来ます。
ユーザーが送ったコメントやメッセージに早めの返信が必要な場合もあります。
返信に時間がかかると企業のイメージダウンしてしまう可能性もあります。
コメントのすべてに返信するかどうか検討したり、返信に時間がかかる場合は、その旨を記載しておいたり、電話受付などの別の対応窓口を設けると良いでしょう。
Facebookページの作り方
Facebookページの作り方をご説明します。
コンピューターとスマートフォンそれぞれの作成方法をまとめました。
ページを作るにはFacebookのアカウントが必要になるので、まずは個人アカウントを作りましょう。
Facebookアカウント作成はコチラ
コンピューターでページを作成する方法
- Facebookにログインします。
- 左側の「メニュー」から「ページ」をクリックします。
- 「新しいページを作成」をクリックします。
- 「ページ名」と「カテゴリ」、「自己紹介」を入力します。
「ページ名」には企業・ブランド・団体の名称を正確に入力しましょう。
「カテゴリ」には企業・ブランド・団体のジャンル(職種)を入力しましょう。
「自己紹介」には企業・ブランド・団体がよく分かる説明文を入力しましょう。 - 「Facebookページを作成」をクリックします。
- 連絡先、場所、営業時間を入力したら「次へ」をクリックします。
- 「ページをカスタマイズ」では、企業・ブランド・団体を表すロゴマークや写真を設定します。
- オーディエンスを増やすには、「ページのオーディエンスを増やそう」で「友達を招待」をタップします。
- ページに関するお知らせを受け取りたい場合は、「プロフィールでのページのお知らせ」をオンにします。
- 「完了」をタップすると、Facebookページの完成です。
スマートフォンでページを作成する方法
- Facebookアプリを開きます。
- 画面右下の自分のプロフィール写真をタップします。
- 「すべてのショートカット」の下の「ページ」をタップし、左上の「作成」をタップします。
- 「ページ名」を入力します。
企業・ブランド・団体の名称を正確に入力したら、「次へ」をタップします。 - 「カテゴリ」を入力します。
企業・ブランド・団体のジャンル(職種)を検索するか、検索窓下の「人気カテゴリ」から選択したら、「作成」をタップします。 - 自己紹介、連絡先情報、所在地、営業時間を入力します。
- 「ページをカスタマイズ」でプロフィール写真やカバー写真を追加します。
企業・ブランド・団体を表すロゴマークや写真を設定します。 - オーディエンスを増やすには、「ページのオーディエンスを増やそう」で「友達を招待」をタップします。
- ページに関するお知らせを受け取りたい場合は、「プロフィールでのページのお知らせ」をオンにします。
- 「完了」をタップすると、Facebookページの完成です。
まとめ
いかがでしたか?
Facebookページは、ビジネスシーンでの利用で役立つ魅力的な機能が備わっています。
投稿をこまめに更新すること、情報詳細をしっかりと記載しておくこと、ユーザーとのコミュニケーションを取ることが重要です。また、広告を使用して新たな顧客獲得へと繋げましょう。
たくさんの成功事例もあるので、まだ使ったことのない方は、この機会に始めてみてはいかがでしょうか。
また、アドシンもFacebookページにてさまざまな情報をお届けしています。
気になった方は是非チェックしてみてください。