画像の合成で繰り返し使うパーツは保存しておこう!
準備しておけば次回、効率があがります。
最近は、お客様から商品の画像を支給されることが増えました。
ただ、そのまま使えれば良いのですが、合成することもしばしば…
そこで、短時間で行うための方法をご紹介します!
当社でもっとも多い合成は…
DTP部門では、家具メーカーさんから小売店さんまで、家具関係のお客様から数多くの発注を頂いております。 その関係で、商品である家具の合成が少なくありません。 例えば、ベッドフレームにマットを乗せる。ベッドの幅を広げる、(シングルをダブルサイズにする等)ベッドをツインにする。 他にはダイニングセットのチェアを別のチェアに変える。家具そのものの色を変えるなど様々です。 中でも、ベッドフレームにマットレスを乗せる合成は特に多いです。
過去の最も大変だった合成…
家具ではありませんが、住宅関係のお仕事をさせて頂いた際の戸建て住宅の画像合成でした。 実際の住宅は建築中で、チラシ先行ということで合成してください!との事でした。 なんと、2階建て住宅の壁を別の住宅の壁(タイル張り)と同じ外壁にするという合成でした。 外壁には建物の影や庭木も2本あり、しかも庭木は揺れているため切り抜くと不自然な仕上がりになります。 タイル張りなので、当然目地も合わせなくてはなりません。 ともかく細かく塗り広げていく様な合成で、トータル7時間ほど掛かりました。 勿論こちらは別料金とさせて頂きました。
ベッドのマットレス合成は、3面に切り分けてパスを保存しておく!
家具関係の合成の中で、特に多いマット合成について詳しく書いてみたいと思います。 高級なマットレスや指定のマットレス以外は、白い安価なマットレスを組み合わせて合成することが多いです。 その為、過去に合成用として使用したマットレスは、ストックとして保存しています。 現在マットレスは30種類ほどストックしています。
実際にやってみましょう!
実際の合成方法ですが、単純に切り抜いたマットレスを乗せて変形させても画像の角度が違うため歪んでしまいます。 そのため、マットレスは3つの面をそれぞれ切り抜いてパスを保存します。 こうすることで、角度の合わない画像でも、3つの面を個別に角度調整するので楽に合成出来ます。 3面に分けて貼っていきますが、結果的には早くフレームに合わせて合成することが出来、仕上がりもキレイです。 小技として、側面同士の角を合わせる時は、曲げる部分より少し大きめに選択範囲を作り、 「編集→変形→ワープ」で角を掴み曲げていきます。これで、角の違和感を無くす事が出来ます。それでは実際にやってみます。
下のベッドフレームにマットレスを合成します。
いかがでしょう、参考になりましたでしょうか?
何かのかたちで皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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