人手不足解消！雇用のミスマッチを予防！採用サイトを開設・リニューアルするメリットと注意点

崎さん

日本では慢性的な人手不足状態が続き、深刻な社会問題となっています。
企業にとって人材確保や雇用のミスマッチを防ぐことは大きな課題となっていて、対策として採用サイトの新規開設やリニューアルに取り組む企業が増えています。

なぜ採用サイトが必要なのか、どんな採用サイトを作れば効果的なのかをWebデザイナー目線でご紹介します！

この記事の目次

1 採用サイトとは？コーポレートサイトとの違い
2 採用サイトを作成する際のメリットと注意点
3 採用サイトの制作事例
4 まとめ

採用サイトとは？コーポレートサイトとの違い

採用サイトとは、採用を目的に企業が運営する専用のWebサイトです。
コーポレートサイトが顧客や取引先をメインターゲットにしているのに対し、採用サイトは求職者をメインターゲットとします。
採用サイトには求人情報だけでなく、詳しい業務内容や福利厚生・制度、社員インタビューなどの情報や、職場の雰囲気の伝わる写真や動画などを掲載しています。

採用サイトを作成する際のメリットと注意点

【メリット1】雇用のミスマッチを防ぐ

雇用におけるミスマッチは、企業にとって大きな損失となります。
採用コストや教育研修費等の費用面でのマイナスはもちろんのこと、教育担当者をはじめとした既存社員の負担やモチベーションの低下なども深刻な問題です。
さらに離職率が高い企業は求職者から敬遠されるということもあります。

そんな雇用のミスマッチの問題を回避するための対策のひとつとして、採用サイトは重要な役割を担っています。
早期退職の原因となるのは「情報不足による企業と応募者の認識のずれ」や「抱いていたイメージとのギャップ」などが挙げられ、「社風や求める人物像を具体的にイメージしてもらえるような採用サイトを作成したい」という企業が増えています。
企業にとっても求職者にとってもデメリットだらけの雇用のミスマッチを減らし、最良の採用マッチングに貢献することが私たちWebデザイナーの使命であると考えています！

【メリット2】求人媒体に掲載するより詳しい情報を発信できる

大手の転職サイトなどの求人媒体に掲載する場合でも、併用して独自の採用サイトも作成するメリットは高いです。
有名な求人媒体に掲載すると、多くの求職者の目に触れてもらうことができますが、統一されたフォーマットで、決められた項目の中でしか情報を発信することができません。
求職者の多くも求人媒体で目に留まった企業があれば、まずは社名検索してコーポレートサイトや採用サイトでより詳しい情報を得てから応募するということがスタンダードとなっています。
特に、インターネットが普及した情報化社会の中で育った10代〜30代の若者からは「ホームページがない会社や、情報が少ない会社は不安」という声が多いです。
企業側が公式にプラスな情報もマイナスな情報も出来る限りたくさん発信することが求職者にとっての安心や信頼につながります。

【メリット3】転職潜在層にも目にしてもらえる

転職サイトに登録するなどの積極的な転職活動はしていないけれども、「より良い仕事があれば転職したい」と考えている人たち、いわゆる転職潜在層にアピールすることができるのも採用サイトを持つメリットです。
自社のコーポレートサイトから採用サイトにリンクさせたり、SEOで上位に表示されるようにすれば、転職活動中でない人にも採用サイトを見てもらえる機会があります。
そこで企業理念に共感してもらえたり、社風や働き方が合っていると感じたりしてもらえたら、応募に繋がる可能性があります。