こんにちは!デザイナー兼ディレクターの出田です。
言わずもがなホームページは企業として持っていて当たり前の世の中になっていますね。
しかし新しく起業したり事業を立ち上げたりと「ホームページを立ち上げたい」
「既存のホームページが古くなってリニューアルしたい」と思う方たちは常に一定数存在しています。
今回は「ホームページは必要なのは分かってるけどなんで必要なの?」
「具体的にどんな効果があるの?」という疑問に改めてお答えしていきます。
【このような方には特におすすめです】
自社サイトへの訪問者数が少ないので営業に繋がるお問い合わせを獲得したい。
自社の魅力をWEBサイト上でうまく伝えて集客に繋げたいと思っている。
ホームページ開設してる企業ってどれぐらいあるの?
ホームページやWEBサイトが必要なのは分かるけどそもそも実際どれぐらいの企業が持ってるの?って
ちょっと気になりますよね?そこでホームページ開設率がどれぐらいなのか調べてみました。
企業ホームページの開設率は9割越え?
規模別・利用形態別に、ITの導入の状況を2007年と2012年で比較したものですが
2007年に比べて高くなり、ITの導入がこの期間で着実に進んでいることが分かります。
また、小規模事業者・中規模企業の自社ホームページの開設が、規模の大きい企業に比べて進んでいない状況がわかります。
またこの時はホームページの活用として小規模事業者で5割弱、中規模企業で約8割が自社ホームページを開設していますがその有無の違いを比較してみると販売先数が「大幅に増加した」、「やや増加した」と回答する事業者が多く、販売先数の増加につながっていることが分かります。
出典:第4章 – 中小企業庁
総務省が行っている2020年(令和2年)の調査結果によると、
自社のホームページを開設している企業の割合は90.1%となっています。
産業分類別にみると、情報通信業(99.2%)、金融・保険業(98.5%)、建設業(98.1%)、不動産業(96.4%)、および運輸業・郵便業(91.7%)でそれぞれ9割を上回っているのが分かります。
従業者規模別にみると、従業者規模の大きい企業ほど開設している割合が高い傾向にあるのが分かります。
この調査内容からするとホームページを開発をしている企業がほとんどではありますが
従業員の雇用数が100人以上を対象とした内容のため実際はもう少し低い水準だと思います。
ホームページ制作で実現できる6つの方法
実際、活用している企業が多いのは事実というのが分かったかと思います。
じゃあ、ホームページ制作でなにが実現できるのか具体的にまとめてみました。
1. ホームページで集客したい
集客と一言でいっても企業によって集客したい目的が異なります。
一番の強みといっても過言ではないですがホームページ制作によって狙える効果は、
- 資料請求やお問い合わせ数を増やしたい
- 優秀な人材を獲得するためのエントリー数を増やしたい
- 自社商品のアピール、購買を増やしたい
集客したい目的によってWEBサイトの種類が変わり、
それが短期的なアプローチなのか、中・長期的アプローチなのか、または即効性を求めるかに
よって集客方法が大きく変わってきます。
2. 企業の認知度向上・イメージアップを図りたい
同業他社と比較して自社のホームページがある会社とない会社では
ホームページがある会社のほうが確実に信頼されます。
会社概要ページやサービス紹介ページ、同業他社と比較してどういう強みがあるのか
掲載することで企業の信頼性や安心感、認知度がグッと上がります。
またカラーリングやテイストなど会社や店舗のブランドにマッチしたサイトデザインにすることで
より企業の雰囲気が伝わりやすくなります。
3.スマホでも自社ホームページを見られるようにしたい
このページを見られてる方のほとんどがスマートフォンユーザーではないでしょうか?
スマートフォンに関するアンケート調査によると、2021年1月の調査によると、日本国内でスマートフォン、ケータイの所有者のうちスマートフォン比率が92.8%となりました。
年々、日本国内におけるスマートフォン比率は増加しており、2010年には4%程度だったスマートフォンの所有比率ですが、2015年に5割を突破し、2019年に8割を超えました。そして2021年にはスマートフォンの比率は9割を超えたそうです。
表1.ケータイ・スマートフォン所有者のうちのスマートフォン比率
[調査対象:全国・15~79歳男女]
今やユーザーが情報検索する際はPCだけではなくスマホ検索が主流のためスマホサイトがあるかないかで機会損失をしている可能性があります。
もちろん、ターゲット層の違いや、対個人・対企業によって見られるデバイスは異なりますが
どんなホームページでもスマホはいまや無視できなくなりました。
またgoogleはモバイルファーストインデックス(MFI)の強制移行を2021年3月に行うことを表明しています。
一言でいうとGoogleがWebサイトのインデックス登録や検索順位決定を行う際に、PCサイトではなくスマホサイトを基準に評価を行う方針のことです。
スマートフォンサイトはやっぱり重要ですね。
4. 販路を広げて商品をもっと売りたい
商品を販売する際、圧倒的に多いのはECサイトを立ち上げることです。
食品やアパレル、家電、リサイクル、美容コスメ、インテンリアなどさまざまな分野において
商品やサービスの販売を行うことができます。
ECサイトの詳細は長くなってしまうのでここでは割愛させていただきますが
予算が厳しい方向けの無料で始められる
集客力が高く、早く結果を出したいという方向けのモール型の
運営コストが低く、ブランドの訴求がしやすい独自店舗タイプの
アドシンでは多くのASPサービスに対応しております。
詳しくはアドシンのECサイトサービスをご覧ください。
アドシンのECサイトについて詳しくはこちら
5. 低コストで情報発信ができる
ホームページ制作では自社の製品、サービス、ブランド、活動内容やお知らせしたい内容を
自由に掲載することができます。
ホームページ上に伝えたい情報や、既存顧客・見込み顧客にアピールしたい最新情報や商品の訴求ポイントなど掲載することでWEB上の営業ツールとなります。
またその内容を更新機能を使って定期的に更新することでSEOにも良い影響がでて検索順位が上がり
発信し続けることでホームページの運用費のみの低コストで潜在顧客の顕在化へのアプローチが可能となります。
さらにはフェイスブックやインスタグラムといったSNSを活用して併用することで
SNSからホームページへ誘導でき顧客に対してアピールしやすくなりますね。
6. アクセス解析を使ってマーケティングができる
ホームページ制作ではgoogleアナリティクスを活用することで
無料で大量のデータをとることができ、マーケティングに活用することができます。
例えば、1人のユーザーがTOPページからどのページをみて興味を持って問い合わせ(CV)
へと繋がったか、ページにどれぐらい滞在していたのか?などユーザーのアクセス状況を確認することができます。他にもユーザーに見られたいページのアクセス数の確認や、
リニューアル後のアクセス変化など、少しの施策で簡単に効果検証できるのでしっかり活用することができれば今後のサービス展開に活かすことが十分にできます。
ホームページ開設にあたって忘れてはいけない3つのこと
これまでホームページ制作することで実現できることをお伝えしてきました。
ここまでの話だとめちゃめちゃ便利だし、必要性を感じていただけたかと思います。
ただホームページ制作をすることで全てが実現できるわけでなく、
そのためにはついつい忘れてしまいがちですが大事なことが3つあります。
1. ホームページ制作の費用〜相場
ホームページには通常ホームページの製作費と
サーバー代やドメイン代といったランニングコストが発生します。
サーバー代やドメイン代は契約プランによって異なります。
[相場]
独自ドメイン代:1,000~30,000円/年程度
サーバー代:5,000~100,000円/年程度
ホームページ制作についてはもちろんWixやjimdo、ネットショップ開設のBASEやStoresといった無料のホームページ作成ツールもあります。さらには自分でサーバー契約をしてhtmlやCSSの知識があり自社にWEBサイトを立ち上げるほどのWEB担当者がいれば費用面はランニングコスト程度かと思います。
無料作成ツールの場合にはサービスにより機能が異なるため一概には言えませんが
容量の制限やページデザインの制限などカスタマイズできる範囲の制限があります。
通常、弊社のような制作会社に依頼される場合は
クライアント様の要件を整理しプロジェクトを組んで進行するWEBディレクターや
企業やブランドイメージを表現するWEBデザイナー、
その機能やデザインをWEB化するフロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアが存在します。
そのため費用はご要望に応じて変動しますが
実績豊富なプロがオリジナルのホームページを完成させます。
制作会社の費用はWEBサイトの種類やボリュームによって変動することがほとんどですが
弊社の場合はこちらになります。
[相場]
30万~300万円
費用についてですが中小企業・小規模事業者様を対象にした業務効率化・売上アップをサポートした
補助金をご活用できる場合がございます。
アドシンでは、ECサイト構築を主としたツールを登録しており、IT導入支援事業社として、お客様のサポートをさせていただいておりますので検討される際はお気軽にご相談ください。
補助金額:最大450万円、補助率:2/3のIT導入補助金
補助金額:最大100万円、補助率:3/4の小規模事業者持続化補助金(通称:持続化補助金)
※2022年3月1日現在 IT導入補助金は現時点補助額未定
2. ホームページ完成後の運営体制
ホームページが完成したらやっと出来たという安堵感で一息つきたくなりますよね。
そのため多くの方がホームページが完成してゴールだと思う方が多数いらっしゃいます。
しかし実際はそのあとが重要で「5. 低コストで情報発信ができる」で述べたようにホームページを公開したあとは定期的に自社の製品、サービス、ブランド、活動内容など更新する必要があります。そのままにしていると、いつまでたっても情報が古いサイトが残ってしまい、中にはユーザーからここに依頼して大丈夫なのかという不安を与えてしまいかねません。
そのためホームページ制作時にはどのような記事を更新をするのか?
運用体制は誰(どのメンバー)がどの頻度でするのか?など
現実的に運用できるように事前に決めておく必要があります。
3. 多少のノウハウが必要
ホームページ完成後はWEBの専門的な知識までは必要ないですが
更新する際の変更箇所の把握や更新機能(CMS)の操作方法、コンテンツ作成など
売り上げアップや集客に繋がるための施策を実行に移すためのノウハウが必要となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、新たにホームページを立ち上げたいと考えている方やリニューアルを検討している方に向けてホームページ開設の状況やホームページ制作がなんで必要なのか?どのような効果があるのか?
またそのあとの忘れてはいけない3つのことについてお話ししました。
ただホームページを開設するだけでいいのかと言われるとそれだけではなくそのあとが重要となります。
アドシンでは新規のホームページ制作やリニューアル、ECサイト制作など豊富なサービスのご提案をご用意しております。
そんなお悩みをお持ちの方は、無料で相談してみませんか?貴社にぴったりの対策を提案致します。
少しでも気になった方は、下記ボタンからお問い合わせください。
長文にもかかわらず、最後までお読みいただき有難うございました。